よこすか教師塾 塾生募集 集まれ、教師の卵たち 人材発掘・育成狙い初の試み
よこすか教師塾は、横須賀市立の小・中・高校(市立総合高校)と特別支援学校の教員志望者に対して様々な講座内容を用意し、実践的指導力などを身につけてもらうもの。
教員免許状(今年度取得見込み含む)をもつ大学4年生や社会人、今年の神奈川県公立学校教員採用試験の受験予定者などを対象にした「よこすか教師未来塾」と、教員志望の非常勤講師、臨時的任用職員の力量を高めるための「よこすか教師希望塾」とに分かれる。定員は各20人程度。教員採用試験の合格率を上げる「予備校」としての役割ではなく、優秀な人材の発掘や、即戦力となる教員の養成が主な目的となる。入塾が採用試験などで優遇、免除されることは無い。
通塾期間は5月から来年3月まで。講座は原則月1回で、年間通して学級運営のポイントや授業づくりなどを学び、模擬授業を通じて指導力も養う。講師は市内の教員や校長経験者らが担当する。経験豊富なベテラン教員の知識やスキルなどを、若い教員志望者に伝える狙いもある。
こうした「教師塾」の導入は全国的に行われている。教員の指導力向上を目指すだけでなく、団塊世代の大量退職も背景にある。指導的立場にある教職員が減る一方で、新任の教師が増える傾向にあるからだ。このため、採用前から意欲のある人材を発掘し即戦力を養う取り組みが広がっている。
市では昨年度、平成23年度から33年度までの11年間を期間とする「横須賀市教育振興基本計画」を策定。求められる教師像として「教職に対する情熱をもち、子どもと共感できる教師」など3項目を掲げている。教師塾では、同基本計画に基づいた「横須賀の教師」としての役割も学ぶ。
受講料は無料。希望者は入塾願書(市教育委員会のHPからダウンロード可)と返信用封筒を、横須賀市教育研究所(久里浜)に提出。締切りは4月15日(金)午後6時。詳細は市教育研究所【電話】046(834)9308
横須賀市は今年度、教員志望者の人材育成を目的とした「よこすか教師塾」を初めて開く。対象は、横須賀市立学校で教員になることを目指している学生や社会人など。来年3月までの年間カリキュラムの中で、授業のノウハウや学級運営のポイントなどを学び、将来教育現場で役立ててもらう。現在その第1期生を募集している。
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