スマホで横須賀グルメ 専用アプリ提供開始
「よこすか海軍カレー」アプリのトップ画面。店舗のリストから地図まで検索できる
横須賀集客促進実行委員会（横須賀市・横須賀商工会議所・京急電鉄）はこのほど、横須賀のご当地グルメ情報をスマートフォン（iPhone版・Android版）で発信する専用アプリケーション「よこすか海軍カレー」「ヨコスカネイビーバーガー」の提供を始めた。利用料は無料。横須賀を訪れる観光客らが、ガイドマップを使わずに店舗の行き方や口コミ情報などを手軽に得ることができる。スマートフォンを使い慣れている若年層を中心に、新たな集客促進のツールとして期待されている。
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横須賀観光協会の調べでは、行政が監修するご当地グルメの専用アプリは国内で初めてという。このアプリをダウンロードすることで、海軍カレーやネイビーバーガーを販売する店舗情報を一覧で見ることができるほか、ＧＰＳ機能を使い現在地周辺にある店舗を表示できる。また、クーポン機能で店舗利用をうながす仕掛けもある。短文投稿サイト「ツイッター」との連動で、ユーザーの口コミ情報を得ることも可能だ。横須賀のご当地グルメとして定着した海軍カレーやネイビーバーガーのルーツを紹介するなど、さまざまな機能が盛り込まれている。
「横須賀を訪れた方がこのアプリをダウンロードし、友人らに”つぶやく”ことで広がりを見せれば」と市経済部商業観光課の担当者。観光客をメインターゲットに、アプリの存在を知ってもらえるよう、これからスカナビｉ（観光インフォメーション）やパンフレットなどを通じた広報も展開していく構え。
今後は、食の情報だけにとどまらず、観光案内をメインとした「横須賀観光アプリ」や「横須賀トンネルアプリ」の開発も検討しているという。英語版を追加することで、米海軍兵士らも市内で飲食できる仕掛け作りも進めていく方針だ。
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