この夏の全国高校総体(インターハイ)などで活躍した選手の祝賀パレードと報告会が今月9日、JR衣笠駅周辺で行われた。地元衣笠の住民や団体などが企画。この日、約3500人(市発表)が駆けつけ、選手の快挙をたたえた。
衣笠仲通り商店街からJR衣笠駅前ロータリーまでを練り歩いたのは、インターハイで優勝を成し遂げた三浦学苑高校サッカー部、県立横須賀高校3年の平野綾子さん(陸上女子800メートル)、陸上自衛隊高等工科学校カヌー部。また、7月にカナダで開かれた第2回世界ろう者陸上競技選手権大会の男子棒高跳びで準優勝を果たした、市立ろう学校教諭の竹花康太郎さんと、8位入賞した同校高等部2年の鈴木雅也さんも加わった。
同商店街のアーケードは祝福する地域住民などであふれかえり、「インターハイ優勝おめでとう」とメッセージが書かれた小旗を振りながら声援を送った。金色に輝くメダルを下げた選手も、笑顔で応えていた。
衣笠は三浦学苑と横須賀高校の地元でもあることから、今回、同地区の商店街関係者、町内会、観光協会、信金などが実行委員会を結成し、この祝賀パレードを企画。凱旋した選手たちをあたたかく迎える準備を整えた。
パレード後に同駅前で行われた報告会では、選手や監督が特設ステージでインタビューにも答えた。同サッカー部副キャプテンの関隆史さんは、「今日皆さんに祝福されて、ようやく優勝の実感がわいてきました」と感謝の言葉を述べ、この冬の全国高校サッカー選手権に神奈川県代表として出場することを誓った。
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