県代表で全国へ 雪氷上での熱闘誓う
中学生2人が冬の大舞台に挑む。常葉中1年の椎名拳志さんと神明中2年の鈴木奈渚さんがアイスホッケーとスキー競技でそれぞれ全国大会に出場する。
アイスホッケー椎名拳志さん
椎名さん(=写真右)が競技を始めたのは幼稚園の時。横浜のチームに所属し、現在も東神奈川のスケートリンクへ練習に通う。その実力は折り紙つきで、小学生から神奈川県選抜チームで活躍している。
「氷上の格闘技」と称されるアイスホッケーは攻防による選手同士の接触が激しい競技だが、その競り合いが「一番の魅力」と語る。
ポジションはゴールキーパーで、時速160キロ以上のスピードで飛び込んでくる球にも鉄壁の守備で対応。昨年11月、全国大会出場の切符を掴んだ「関東代表決定戦」でも、千葉代表に6対0で勝利。失点を許さなかった。「全国でもしっかり守りたい」と話した。
アルペンスキー鈴木奈渚さん
家族に連れられて5歳から始めたスキー。鈴木さん(=写真左)は、初めて競技大会に出た小学3年から培ってきた負けん気の強さと154センチの小柄な体格を活かした俊敏な動きを武器に、2月2日〜6日に富山県で開かれる全国大会に2年連続で出場する。
競技では25〜26度の傾斜面800メートルを約50秒のスピードで旗をよけながら滑降するが、「タイムが上がるのが楽しく恐怖心はない」と笑顔を見せる。
普段は学校の陸上部に所属しているが、シーズンに入ると毎週末、両親と片道4時間かけて新潟県湯沢町のスキー場へ練習を積んでいる。「去年は全国に出ることが目標だったが、今回は160人中30位以内をめざしたい」と攻めの滑りで上位を狙う。
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