米海軍基地と自衛隊施設を有する全国でも稀な地域特性に着目した振興イベント「基地交流フェスタ」が明後日18日(日)、ヴェルニー公園をメーン会場に催される。若手青年経済人でつくる横須賀青年会議所(横須賀JC)が、日米の基地関係者と市民が気軽に触れ合える機会を設けたいと企画した。汐入周辺の経済活性化を狙ってプレミアム商品券も発行する。
10%分お得な特別通貨
今回のイベントで横須賀JCが目玉のひとつに据えているのが、プレミアム商品券「スカドル」=写真=の投入だ。本町商店会と連携して、10%の購入特典を付けた特別通貨を500セット限定で用意する。500円券2枚と100円券1枚の3枚つづりを1000円で販売。プレミアム分は各店舗が負担する仕組みだという。USドル紙幣を模したデザインになっており、中央に横須賀製鉄所建設の功労者であるヴェルニーの肖像画が描かれている。どぶ板通りに点在する27の協力店で6月1日(日)まで使用できるほか、当日のイベント会場の飲食ブースでも利用が可能。市などが観光施策として展開している「ドル旅キャンペーン」とも連動し、商品券をドルでも購入できるようにした。
横須賀JCのメンバーは、「(スカドルは)助成金なしの民間主導事業。今回の反応次第では、全市での展開も検討したい」と意気込んでいる。
このほかの会場イベントとして、米で大流行している「KENDAMA」による日米対抗バトル(小・中学生対象・当日午前9時〜9時半受付)やアメリカンフード、自衛隊カレーの販売、フリーマーケット、ステージパフォーマンス、海上自衛隊の活動を紹介する展示コーナーなどが設けられる。
参加無料で午前9時から午後3時まで。雨天中止。
商品券の販売は午前8時からでなくなり次第終了。
横須賀中央では「ドル旅」
昨年夏に好評を博した「ドル旅」が今年も開催されている。主催は横須賀集客促進実行委員会。海外旅行などで余ったUSドル紙幣で、飲食や買い物をしながらアメリカンな雰囲気漂う横須賀を楽しんでもらおうという全国的にも珍しい取り組みで、期間は12月31日まで。
今回はどぶ板エリアに加えて、横須賀中央や汐入周辺のベイサイドエリア・中央エリアの3カ所に拡大、65店舗がドル旅ショップとして加盟している。利用者にはエリアごとにデザインが異なるオリジナルステッカーが配布され、全て集めると70年代米兵のマストアイテムだったマネークリップがプレゼントされる(先着500人)。
また、スペシャルイベントとして8月9日(土)・10(日)にアームレスリング大会、9月20日(土)に日米対抗綱引き大会が予定されている。
|
<PR>
横須賀版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|