「働く」「生きる」「学ぶ」を少し立ち止まって考えてみる─。
三浦学苑高校で20日、「社会人に聞いて訊く」と題した特別授業が開かれ、特進コースの1・2年生32人が熱心に耳を傾けた=写真。
IT会社勤務、JICA職員、引きこもり経験者、定年後の人生を謳歌する人など、様々な経験を積んでいるゲスト7人が生き様や仕事への思いを本音で語った。30代の女性は学生時代に語学を活かした仕事を志したが、就職先は病院の事務職。医療の現場の奥深さを感じながら10年が経過した今、日本の医療システムを海外に売りだす事業に関わるようになり、「巡り巡って当初の夢に近づきつつある」。別の女性は趣味で通った料理教室をきっかけに栄養学にめざめ、社会人聴講生として大学で学んでいることを話した。
同校の野櫻慎二教諭は「人生の多様さに触れながら、進路選びの参考にしてほしい」と取組の意義を話した。
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