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横須賀版 公開:2016年1月1日 エリアトップへ

馬堀海岸有馬さん 五輪視野に、飛翔誓う 候補種目のスケボー競技で

スポーツ

公開:2016年1月1日

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「大会では緊張するけど、楽しさの方が勝る」と有馬さん
「大会では緊張するけど、楽しさの方が勝る」と有馬さん

 2020年東京五輪の追加種目候補のひとつに、スケートボードが浮上している。傾斜面や手すりを使って繰り広げるアクロバティックな技が見物で、10〜20代を中心に人気のスポーツ。今年8月に正式決定されるとあって、俄然注目が集まりそうだ。市内にも、プロとして国内外の大会で活躍する19歳の青年がいる。

 若者に人気のある競技の練習場として1996年に開設した、平成町のうみかぜ公園内にあるスポーツ広場。約500平方メートルのスケートエリアには、手すりや傾斜面など複数の障害物が配置されている。ここをホームにするのは、馬堀海岸在住の有馬昂希(こうき)さん(19)。偶然見たスケボーのアメリカンな絵柄に惚れ込み、父親にねだって買ってもらったのが小4のとき。それ以来、学生時代の放課後のほとんどは、この公園で過ごした。

 ジャンプの高さやデッキ(ボード)の回転数、技の難易度を競う。安浦町にあるスケボー専門店主催の教室には通っていたが、ジャンプや技はほぼ独学。得意とするのは、傾斜面を使い宙に浮いている間に足でデッキを回転させるフリップ系。「昨日までできなかったことができる瞬間がある。飽きを感じたことは今まで一度もない」と有馬さん。15歳のとき、全日本アマチュア大会で優勝。翌年、プロに転向した。

 「もし正式種目に選ばれたら?」という問いに、「出られるチャンスがあるなら出場したい」と控えめな一言。体調や精神面がパフォーマンスにダイレクトに影響しやすい同競技。先月マレーシアで行われた国際大会には、日本代表として同世代4人と共に参戦した。奮闘したが、調子の悪さが響いて9位。「実力的にはまだまだ。ランキング上位になる人たちはほとんどミスをしない」と悔しさを滲ませる。

 昨年、横須賀工業高校を卒業し、現在は競技に専念している。天秤に掛けた大学進学には未練が残るが、「今はこちらに全力で打ち込みたい」。五輪も見据えたスキルアップのため、3月から1年間、カナダに武者修行に出る。アメリカなどに次いでローラースポーツが盛んな国で、次のステップを大きく踏み出す。

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