“夢” を叶えるまでの道のりとは
どういうものなのだろうか-。
第一線で活躍してきた市にゆかりのある
著名人5 人が自分の“ハタチ” を振り返り、
門出を迎える新成人へ届けるメッセージ-
当時「プロサッカー選手」という職業は存在しませんでした。実業団の古川電工に入社して2年目、仕事とサッカーの両立の日々―。主な業務はケーブルの研究で、どれほどの電圧に耐えられるか、耐久テストを繰り返しました。安全面を考慮して深夜に行うことも多く、徹夜後仮眠、そして練習という多忙な毎日でした。
日本代表に定着し始めたのがこの頃。周りを見渡せば、釜本さんをはじめとしたメキシコ五輪で銅メダルを獲得した憧れの選手ばかり。最年少の若造が一緒にプレーするのは恐れ多いことでした。ただスピードと左足には自信があり、将来的にはFWの軸として活躍する目標を抱いていたのを覚えています。
今の若者に感じるのは努力の姿勢が”見えにくい”こと。自分の殻を破るような傍目にもわかる頑張りには、周りの人間も自然と協力してくれ、新たな道が拓けていきます。新成人には自己満足の努力ではなく、周囲が応援したくなる姿勢を見せてほしいです。
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