緑の木々に囲まれた長坂5丁目の市民緑地「沢山池の里山」で今月4日、青空の下でヨガ教室が行われた。
市民が身近に自然に親しむことができる里山的環境の保全に取り組む横須賀市は、2011年に同地区を里山モデル地区に設定し、再生事業に取り組んできた。利用されることが少なくなり手入れがされなくなった里山を保全し、市民の憩いや環境教育などに活用することが目的。これまでも「田んぼつくり」や「里山林手入れ」など、身近な自然に親しめるイベントを企画してきた。「女性や若い世代から人気のあるヨガを取り入れることで、幅広い世代からの注目を集めたい」と市担当者。
初めて里山ヨガを体験した今泉洋子さんは、「普段、地面に寝転がって空を見上げることなどない。自然の風と音と空気に囲まれて、自分を解放できるのがとても気持ちよかった」と話した。
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