野比東小学校5年生の児童約90人が今月11日、国土交通省関東運輸局が主催する「バリアフリー教室」を同校内で行った。福祉の理解を深めることを目的としたもので、「高齢者福祉」をテーマとしている同学年の総合学習の一環。
当日は同局の職員が来校し、主に交通の場面を想定した体験を実施。児童らは職員に教わりながら、ノンステップバスの仕組みや、車いすの操縦方法などを学んだ。また、白内障の視覚を疑似体験できるゴーグルを使い、高齢者の介助体験も行った。
島田忠昭教諭は「高齢者や福祉に触れる機会が少ないので、考えるきっかけにしてくれれば」と授業の狙いを説明する。
初めて車いすを押す経験をした齋藤帆高君は「思っていたより動かしにくかった。スロープや段差があるとより難しかった」と感想を話した。
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