横須賀出身の写真家・セルゲイ草柳さんを囲んだ合同写真展「よこすかの七人展」が3月26日(日)から横須賀市文化会館で催される。
国内外を放浪し、たどり着いたのが福岡県の糸島。作品制作の傍ら、天然酵母パンの店「即興詩人」を営むなど、異色のこだわりで歩んできたセルゲイさん。手漉きの和紙を印画紙として写真を焼く―という手法で独自の世界を切り開いてきた。詩を添えた作品も多く、印画に使用する和紙は、色や質感を納得するまで自ら手を加えていく。2014年と15年には、パリで行われた「fotofeverParis」に出展、写真の域を超えた作品世界が注目されている。
* * *
彼の作品集を偶然手にしていた写真家らが集まったのが、今回の展示。横須賀にゆかりのある作家、小島護さん・篠原克則さん・小林美香沙さん・渡邉凌馬さん・宮崎眞弓さん・筑間一男さんが参加し、セルゲイさんの作品20点を囲む。「モノクロームの陰影に和紙の風合いを見て・感じてほしい」と筑間さん。
主催は上町商店街連合会で、「うわまち浪漫桜まつり」との同時開催。会期は4月2日(日)まで(3月29日(水)は休館)、午前10時から午後6時。
|
<PR>
横須賀版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|