県の社会人リーグ1部に所属する「横須賀マリンFC」は今月8日に行われた最終戦を引き分けで終え、市勢初の関東リーグ昇格にあと一歩及届かなかった。
県リーグ1部の10チームで総当たり戦を行い、上位2チームが、1つ上のステージである関東リーグへ昇格できる。市内を拠点に活動する同チームは、最終戦を残して2位。この試合に勝てば、昇格が決まる状況だった。
相手は、リーグ戦1位の強豪。試合は、序盤一方的に攻めるも得点することができず、逆に前半終了間際に失点。後半に入ってからも相手の守りを崩すことができないまま迎えた終了5分前。途中出場の喜屋武大輔選手が、ゴール前の混戦からシュートを放ち土壇場で同点に追いつく。逆転勝利へ、猛攻を仕掛けるも時間切れ。あと一歩のところで力及ばず、県リーグ1部昇格1年目のシーズンを3位で終えた。
指揮した豊田哲也監督は、今季について「昇格1年目でここまで押し上げてくれた選手たちに感謝。それでも、昇格できなければ最下位と同じ」と振り返り、「この悔しさ、経験を来季につなげたい」と来年にむけた抱負を話した。キャプテンの那須野真選手は「勝利への気持ちがあと一つ足らなかった結果。来季こそ昇格を果たしたい」と力強く話した。
当日は収容人数252人のリーフスタジアムの観客席がほぼ満員。選手関係者や関わりのある地元小中学生らが声援を送っていた。
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