車窓から
軍艦見える
横須賀線──
横須賀の文化や歴史、観光名所などを題材にした「ふるさとカルタ」の製作に有志グループが挑んでいる。地元への愛着や誇りの醸成を目的としたもので、小学校などへの配布を想定。地域学習の教材として利用してもらう。発展形として地域対抗のカルタ大会なども思い描いている。
発案は野比在住の臼井遥比さん。大学生だった一昨年、地域活性策を競う政策コンペにこのアイデアを持ち込んだが、あえなく選外。活用の道を探っている中で、歴史サークル「湘南海援隊」を主宰する齋藤秀一さんらが協力の手を差し伸べた。メンバーで議論を重ねながら46の読み札をすべて揃え、市内在住のイラストレーターに絵札を仕上げてもらった。このほかに読み札をブルースのリズムで歌い上げるオリジナルソングも完成させている。
目下の課題は製品化に向けた資金調達。数十万円の費用を捻出する方法としてクラウドファンディングやスポンサー方式などを検討しており、今秋をめどに実現させたい考えだ。
「地元の魅力を端的に表現できるのがふるさとカルタの利点。普及させたい」と臼井さん。広く協力を募っている。
問い合わせは湘南海援隊の齋藤さん【電話】046・825・8727(午後3時以降)
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