昨年10月に、材木店の遊休スペースを改築して設けられたアート作品のショップ・ショールーム「追浜クラフトマーケット(追浜町2の15)」。これに出展した作家から、新たなコラボ作品が生まれている。
月1回、この場所で開かれているフリーマーケットに毎回出展しているのが、追浜町で「カフェ カメリア(追浜町3の11)」を営む関川日出雄さん=写真。「いわなべ仙吉」名義でライフワークとして長年、児童文学を綴っている。自らで製本した童話を販売。ここでの出会いが縁となり、作品のひとつ「ミニキャブのレオン」に、同マーケットを主宰する石渡孝さんが挿絵を描いてくれた。修理工とミニキャブの物語で、ストーリーに併せて黄色い車がさまざまな表情を見せる。「挿絵が入ったことで話のイメージがさらに膨らむ」と関川さん。車を主人公にしたのは地元企業に勤めるカフェの客との会話がヒント。市外から移住し、カフェを開業して1年半、「まさに追浜で生まれた絵本」と話す。
現在、月に7作ほど執筆しており、100号を目標としているという。カフェ店内では、同作の販売のほか、原画の展示も行っている。*今月のフリーマーケットは24日(土)に実施。
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