60代・70代のシニアを積極的に雇用する動きが広がっている。「定年後も働きたい」と就業意欲の高い高齢者が増えているのに加え、深刻な人手不足をこの世代を労働力として迎えることで解消していこうとする企業側の意向もうかがえる。
生産年齢人口(15歳〜64歳)はこの先も先細りが続くため、高齢者の採用に注目が集まるのは必然の状況だ。国の調査で65歳を超えても「働きたい」と回答している人は7割弱を占めており、事業主と就業希望者のマッチングが肝要となっている。神奈川県は、労働団体や経済団体と連携して「神奈川県生涯現役促進協議会」を設置、高齢者の就業を中心としたセカンドライフの応援に取り組んでいる。この世代に共通するのが、老後の生活費と年金の問題。ライフプランを軸に高齢者の再雇用について「シニア・ジョブスタイル・かながわ」(横浜駅西口至近╱【電話】045・210・5867)でキャリアカウンセラーが応じている。相談は無料だが、事前予約が必要となる。
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