世界と日本のトップセイラー総勢80人がスリリングなスピードバトルを繰り広げる「ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀大会」が、今年も津久井浜海岸にやってくる。大会期間は5月10日(木)から15日(火)の6日間。レース観戦だけでなく、グルメイベントや音楽ライブなど多彩な楽しみ方ができる。期間中は4万人の人出を見込む。ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀大会 実行委員会の主催。横須賀市も運営に参画している。
W杯が地域に変化もたらした
実に24年ぶりの国内開催となった昨年の大会。都市近郊のウインドサーフィンゲレンデとして愛好家の間ではつとに知られていた津久井浜海岸が俄然、国内外の注目を集めるようになった。
海岸を吹き抜ける風が最大の地域資源と気づいた地元もウインドサーフィンを活性化の目玉に位置付け、来訪者増や移住者獲得に向けて知恵を絞り始めたのがこの1年の大きな変化。ビーチ前に広がる県営駐車場には、ウインドサーファーのためのセッテイングエリアが新設され、駐車料金の値下げが実現。愛好家のニーズに応えた。
地元商店の有志がオリジナルグルメを開発してPR活動を展開するようになったのもワールドカップがきっかけだ。学校教育の現場でも、マリンスポーツを介した自然体験を積極的に取り入れる動きが加速している。
ワールドカップ会場を訪れれば、まちの変化の胎動を感じることができるはずだ。
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