横須賀市は、横須賀発の新人音楽アーティストを全国、世界に羽ばたかせる壮大なプロジェクトをスタートさせた。世界最大の音楽レーベル「ユニバーサル ミュージック」と横須賀芸術文化財団と連携、オーディション形式で若い才能を発掘する。上地克明市長が主導する「音楽・スポーツ・エンターテイメント都市の実現」を施策として具体化したもの。”音楽があふれるまち”のイメージを市内外にアピールしていく。
オーディションで才能発掘
プロジェクトの名称は「YOKOSUKA INNOVATION MUSIC AUDITION 2018」(略称=YIMA)。自治体と音楽会社が双方の役割を活かして、世界を狙う新人音楽アーティストを支援する試みは日本初だという。
ユニバーサル ミュージックは「音楽×地方創生」をコンセプトにしたプロジェクトを打ち出しており、昨年は佐賀県とタイアップ。全編佐賀で撮影したアーティストのミュージックビデオを通じて地域の魅力発信を行っている。
応募資格は13歳以上〜満25歳以下の音楽クリエイター。ジャンル・形式・パートは問わない。書類、音源・動画などによる1次審査を行い、8月4日(土)にヨコスカ・ベイサイド・ポケットで公開ファイナルオーディションを開く。優勝者はメジャーレコード会社から楽曲が世界配信される。
主催者のひとりである上地市長は「世界に挑戦したい若者が横須賀へ集い、新たな才能として羽ばたくことを期待している」とコメント。公開オーディションによる審査は上地市長が英国のTV番組から着想を得たという。
応募期間は6月22日(金)まで。公式サイトに詳細。【URL】https://sp.universal-music.co.jp/yima2018/
夏夜に猿島でパーティー
横須賀市はエンタメ都市構想の一環として、夜の猿島の活用にも乗り出す。7月上旬から9月上旬までの毎週土曜日、イベント会社が「Tropical Disco」と題したパーティーを開催。実験的な試みで、午後9時まで島内に滞在できるなど利用制限を緩和する。国内外の著名なアーティストの出演も予定されている。市は無人島の話題性とともに若い世代の誘客を狙う。
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