深浦ボートパーク(浦郷町1の60の8)で6月29日(金)、クサフグの産卵観察会が行われる。毎年、地元の日向自治会が実施しているもので、遊歩道から産卵の様子を見ることができる。
体長約15〜25cmほど、背中が暗い緑色であることから「クサフグ」と呼ばれ、国内では北海道から沖縄まで広く生息しているという。白い斑点が目印で、内湾に多く見られ、よく砂中にもぐる。特徴的なのがその産卵。5月から8月ごろ、新月・満月の満潮後の夕方に大群で押し寄せて、岸や岩場で産卵する習性がある=写真。海水が白く濁り、波打ち際に重なるように跳ねる様子は「神秘的な現象」と表現される。県内では、深浦湾のほか、相模湾沿いや油壷などでこうした産卵行動を見ることができるという。
観察会は、今年最も多くのクサフグが集まると思われる日程。時間は午後6時ごろから、小雨決行。問い合わせは深浦ボートパーク【電話】046・865・4532
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