工業・機械系の職場に若者を呼び込むことを目的に横須賀商工会議所と横浜デジタルアーツ専門学校が連携してPR冊子を制作した。市内の工場などで働く9人の職人にインタビュー、仕事の醍醐味や将来展望、プライベートの過ごし方を写真とともに紹介している。
中小企業の工場では、慢性的な人手不足を抱えており、こうした事態を改善しようと、同商議所が支援の手を差し伸べた。
デザインやWEBコンテンツの制作を学んでいる専門学生に協力を呼び掛け、実習授業の一環として冊子とWEBサイトを手掛けてもらった。
同校3年の上谷瑞穂さんは「デザインの力で課題解消をめざした。職人のイメージを転換させたい」と完成した成果物に自信を見せた。
冊子は1千部発行。県下の大学・専門学校・高校に配架。動画などは同商議商のホームページで近日中に公開される。
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