国際協力NGOのメンバーとして1990年代にタイで活動したのち、京急久里浜駅至近で飲食店「百年の杜」を経営する松尾康範さん(=人物風土記で紹介)が、『居酒屋おやじがタイで平和を考える』を上梓した。
松尾さんは学生時代からボランティアとして、タイで地域の経済活動に資する「地産地消」を推進。むらとまちを結ぶ市場の立ち上げなどにも尽力した。2004年には、グローバル化に立ち向かう現地農民の支援活動を記録した『イサーンの百姓たち─NGO東北タイ活動記』を出版している。今作はこれを下敷きに、日本の農業と食の事情や日本酒にまつわるエピソード、旅を通じた人の交流を加えて再構築。軽妙な文体で読みやすく仕上げている。
本体1700円+税で7月中旬に市内書店ほかで購入できる。
松尾さんはアジア農民交流センターで事務局長も務めている。
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