立地を活かして集客・観光促進の核となる施設に――。一般社団法人シティサポートよこすかは、出店事業者による営業を行っているよこすかポートマーケットについて、新たな運営事業者を募集している。
同地の利活用について昨年度、横須賀市が調査を行った結果、興味を示した事業者が複数あった。また、周辺では猿島航路のビジターセンターや新規ホテルの建設のほか横須賀港の新規フェリー航路開設なども進んでおり、来年4月以降、既存建物を解体せずに全面リニューアル工事を行い、観光集客拠点として再生させることとなった。
同法人が示した公募プロポーザルの基本方針は▽地場産品等の常時販売・使用に努めてPRを行う▽音楽やエンターテインメント等のイベント開催スペースを確保▽観光バスのターミナル機能を保持し、施設全体で150〜200席の飲食スペースを用意▽多言語での対応▽周辺施設との連携…など15項目。現在は、建物の半分のスペースしか使用していないため、改装では全面を使ったリニューアルを条件としている。同法人は運営には携わらず、施設を一括で貸付ける。
提案審査を経て12月に事業者が決定、現体制での営業は今年度中に終了する。関係者は「運営事業者には2020年度中に開業できる形で進めてほしい」と話している。
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