ラグビーワールドカップ(W杯)で、日本代表チームに横須賀から声援を送るパブリックビューイング(PV)が今月13日夜、横須賀市文化会館中ホールで開かれた。横須賀ラグビーフットボール協会の主催。選手と同じユニフォームを纏った熱心なファンなど約200人が集まった。場内は選手のプレーに一喜一憂。日本が強豪スコットランドを下して初の決勝トーナメント進出を決めると歓喜の声が響いた。
試合観戦前には、横須賀出身で元ホンダヒートの須長尚之さんと横須賀高校ラグビー部メンバーで高校日本代表候補の小林宗也さんによるトークショーもあった。
須長さんは、「(日本代表は)4年前に南アフリカに勝利し、先日の試合でアイルランドを破った。スコットランド戦は日本の強さを確信に変えるチャンス」と話し、ラグビーの認知が広がることで競技人口の拡大に繋がることへの期待を示した。
「8年後のW杯に出場しているかもしれない逸材」と須長さんに紹介された小林さんは、ラグビーの根底にあるノーサイドの精神に言及。カナダ代表が台風被害を受けた岩手県釜石市でボランティア清掃を行った例を持ち出し、「競技外で発揮される選手の振る舞いにも注目して欲しい」と述べた。
このほかラグビー観戦のポイントとして、須長さんは「体力的にしんどいスポーツ。限界点で人間の素が出る」と経験者ならではの視点でコメントした。
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