横須賀市は各地区のコミュニティセンター利用時のルールとして、予約を無断キャンセルした団体に対するペナルティ制度を導入した。
この制度は無断キャンセルをした団体に対し、以後の予約・利用の制限を掛けるもの。希望日時以前に予約システムか電話、または直接来館でキャンセルした場合は未カウント。1回につき1ポイントとし、1カ月に2ポイント以上課すと、当該月の3カ月後と4カ月後の利用ができなくなる。
市は6月からの施設利用有料化に伴ってペナルティ制度を導入。コロナ禍で実際には7月からの制度運用となった。無断キャンセルは以前から課題にもなっており、抑止することで他の利用希望者に無駄なくスペースを活用してもらう狙いだ。
前払い制ではなく、こうした利用制限による抑止策を選択した理由を、担当者は「前払い制にすると予約後に一度支払いに来館する手間があり、利用者の負担になる。空いていればいつでも気軽に使えるという利便性を考慮した」と話す。
8月24日現在、このペナルティ制度で制限対象となった団体は8団体。団体ごとのポイント状況は公共施設予約システムにログインして確認ができる。
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