横須賀共済病院(米が浜通)に11月30日、「横須賀第2PCRセンター」が開設された。新型コロナウイルスの感染拡大と季節性インフルエンザの流行に備えたもので、PCRの検査場は市救急医療センター(横須賀PCRセンター/新港町)に続いて2カ所目。濃厚接触者と感染の疑いがある人が対象で、平日と土曜の昼間に検査が受けられる。これに伴い、横須賀PCRセンターの検査時間を平日と土曜の夜間に変更。日曜祝日、年末年始も対応する。
横須賀市では、これに加えて、市立うわまち病院に中学生以下とその家族を対象にした「横須賀小児PCRセンター」を新たに開設。中学生以下の子どもに関しては、同伴した保護者も受診するケースも多いことから、家族で一緒に検査を受けられる。同院は横須賀・三浦ブロック「小児コロナ拠点医療機関」の入院施設で、検査後に入院が必要になった場合、スムーズに進めることができる。開設は平日昼間に加えて状況により土曜日曜・祝日の昼間も対応する場合があるという。
また、開催中の12月市議会定例会で、夜間休日の検査に関して、救急医療センターに「振り分け外来」を設置する補正予算案を可決した。同センターを受診する発熱者の増加を想定したもので、外来施設を新たに設置する。今月11日ごろの開設となる見込みで新型コロナとインフルエンザの抗原検査が受けられる。
市ではこれらの取り組みを「横須賀モデル」と命名。どの時間帯でも安心して検査が受けられる体制を整えている。
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