県立津久井浜高校の1年生約250人が、横須賀市、三浦市、葉山町内にある事業所55カ所のPRポスターを制作する地域貢献プロジェクトに取り組んだ。
職業観を養うことを目的とした「総合的な探求の時間」の学習活動。3〜5人のグループに分かれて、興味や関心のある事業所を訪問。従事する人らに取材を行い、仕事内容ややりがい、業界が抱えている課題などをヒアリングした。
新規就農者を積極的に受け入れている三浦市南下浦町の(株)松原農園を訪れたのは小笠日花さん、安田和奏さん、大古真綾さんの3人。青空の下で自然と向き合う農業の雄大さを写真とデザインで表現し、丹精込めて作物を栽培していることを伝えるキャッチコピーを添えた。
大古さんは「人手不足が農家の一番の悩みだと聞いた。若い人たちを呼び込むきっかけになれば」と話した。
このほかの訪問先にはスーパーや個人商店、図書館などがあり、生徒らが手掛けたポスターを店頭に張り出すなど活用してもらうという。
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