横須賀中央の若松町一帯で1月7日、年始恒例の獅子舞の練り歩きや神楽の演舞があった。
諏訪神社の神楽殿を活動拠点としている若松町会囃子方(通称=若松社中)が無病息災と商売繁盛を祈念して行った。個人宅や飲食店などを訪問し、笛・太鼓のお囃子に合わせて獅子が威勢のいい踊りを披露した。
新型コロナの影響を受けて、昨年、一昨年は実施を見送っていたが、町内の伝統芸能の灯を絶やしたくない、と再開に踏み切った。
横須賀を代表する歓楽街である若松マーケットでは、獅子の来訪を歓迎する声があちこちの店から聞こえた。獅子に頭を噛まれると邪気が払われるという言い伝えがあることから、多くの人が頭を差し出していた。
若松社中の荻島康太会長は「若松町の新年は、獅子舞の町内回りがないと始まらないとのうれしい声をもらった。古くから継続している取り組みをこれからも大切にしていきたい」と話した。
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