中学校駅伝 女子池上が大会新で制す 男子は大津が独走で優勝
横須賀市中学校駅伝競走大会が10月19日、国道16号馬堀海岸線の区間コースで行われた。女子は5区(11・54Km)、男子は6区(15・9Km)。全24校の代表男女計286人が力走。女子は池上中が優勝し、大津、久里浜と続いた。男子は大津中が優勝、次いで浦賀、久里浜の順。気温16度で肌寒い中、沿道には家族や仲間など約5000人が応援に駆け付けた。
女子の部を制したのは昨年3位の池上。優勝は平成3年の第8回大会以来21年ぶり。7連覇のかかった王者・大津を倒し、大会新記録を出しての念願の優勝となった。
メンバーは全員陸上部の長距離選手。普段の練習に加え、夏に大楠山でクロスカントリーを行うなど厳しい練習をこなし同駅伝に挑んだ。陸上部兼駅伝チーム顧問の小松遼平教諭は「県大会で4番以内に入り、関東大会を目指したい」と次の目標を見据えた。
男子の部は1500m・3000mで全国大会にも出場した大津・加藤直人さんが1区から区間新を出す好発進。2位の追浜と10秒以上の差をつけ襷を繋ぎ、そのまま首位を独走。4区横山佑羽さんも区間新を出すなど圧巻の走りを見せ、1年ぶりに優勝に返り咲いた。
この上位3校は、11月9日(土)に横浜の八景島周辺で行われる県大会に出場する。
他の区間新記録は以下の通り(敬省略)
■女子▽3区・矢部美沙希(池上)▽4区・矢部未菜美(池上)
チーム唯一の1年生が健闘
1区では大津、岩戸、野比に次ぐ4番だった池上だが、チームでただ1人の1年生・本間比香里さんが2人抜く力走を見せ2位に躍り出た。大津を射程に入れたところで3区へと繋ぎ、同区間を走った大津の村上舞衣さんと共に区間新を出した。本間さんは小学校から陸上のクラブチームに所属し県の競技大会で好成績を残すなど注目の選手。県大会での活躍が期待される。
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