神奈川県は今月11日、同28日(月)から30日(水)の日程で予定されていた聖火リレーの中止を発表した。横須賀市は29日(火)に行うことになっていた。予定されていたコース上には、交通規制を告知する看板が設置されていたが、大会直前での判断となった。
市内では、うみかぜ公園から横須賀芸術劇場付近が公道走行コースになっていた。県実行委員会から選定を受けていた学童保育所の指導員で地域教育コーディネーターの池井将さんと、横須賀学院中学校3年生でエアライフル競技で将来が嘱望されているギャンビルウィリアム海音(かいと)さんの2人は、県から中止の報告を受けるとともに相模原市の橋本公園で行われる点火セレモニーへの出席要請があったという。
池井さんは「多くの人が残念な気持ちになっているのを感じる。中止の代替措置として、希望する団体や施設にトーチを貸し出すなどして、聖火の持つ意味を感じる機会を設けて欲しい」と話した。ギャンビルさんは「三浦海岸で走る練習もしており、応援してくれる仲間の思いを考えると残念だが、仕方がない。点火セレモニーで代表の一人として役目を果たしたい」と意気込んだ。
イスラエル柔道選手団は来須賀
東京五輪の事前合宿で
横須賀を訪れるイスラエル柔道選手団は、7月10日(土)から25日(日)まで横須賀学院高校で最終調整を行う。今月9日に開かれた市議会総務常任委員会で報告された。
新型コロナウイルスの影響を受けて、これまで来日の可否を含めて具体的なスケジュールが発表されていなかった。具体的には、関係者を含む選手28人が同校の道場で稽古を実施し、横須賀中央駅前のセントラホテルを宿泊先として使用する。19日(祝)には横須賀サブアリーナで市内柔道関係者の入場に限った形で公開練習を行い、同校の生徒とオンライン交流会を催す。
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