神奈川歯科大学(稲岡町82)は、構内にある資料館を一般公開すると発表した。
同資料館では実物の人体標本の展示を行っている。解剖学の発展に大きな足跡を残した同大名誉教授の横地千仭氏=人物風土記で紹介=が在任中に献体を受けて作製した220体の標本をまとめたもので、これまでは医療従事者や看護・介護を志す学生に限って見学が許されていたが対象者を拡大する。「『生』と『死』の境界を目の当たりにすることで、命の重さをあらためて感じて欲しい」と大学関係者は話している。横地氏が手掛けたアナトミーアートと呼ばれる解剖学を基礎とした絵画や造形物の作品展示コーナーもあり、こちらも見学できる。
一般公開は月2回。9月は19日(水)と26日(水)でともに午後2時から6時。各回先着15人で予約制。
申し込みは神奈川歯科大学資料館【電話】046・8229351
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