中高生が事業計画を立案し、疑似的な会社を立ち上げる起業体験プログラム「アントレチャレンジ2018」が9月から今月にかけて実施された。
参加したのは、市内在住・在学の中高生14人。彼らはまず、3つのグループに分かれて、出店内容や販売プランといった計画書を作成。投資家役の市内の企業家にプレゼンテーション行って出資を募り、「株式会社えんにち(縁日イベント)」「いろいろドリンク株式会社(オリジナルドリンク販売)」「株式会社シャカポン(フライドポテト販売)」を設立した。
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事業実践の場は、今月3日・4日の産業まつりの模擬店出店。3社の”社員”たちは、会場内に設営されたブースで販売などを手掛けながら、来場者に懸命にPR。悪天候やメンバーの体調不良などのアクシデントに見舞われるも、知恵を出し合い、2日間の出店を終えた。
11日には士業専門家の監修のもと、決算書類を作成して”株主総会”を開催。法人税など税引き後利益を清算し、3社とも収益はプラスでプログラムを終えた。
事業をサポートした実行委員会の飯田一弘さん(株式会社ミテモ)は「参加者同士が刺激しあい、良い学びの場になったと思う。株主総会の受け答えが堂々とした自信に満ち溢れていて、成長がうかがえた」と振り返った。
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