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三浦版 公開:2011年6月24日 エリアトップへ

三浦市議会議長を務める 岩野匡史(まさし)さん 三崎在住 70歳

公開:2011年6月24日

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改革は議会の可視化から

 ○…先月開かれた三浦市議会臨時会で議長に就任した。震災以来今も漂う閉塞間のなか、2〜3年で再活性化を図っていきたいという。そのための第一歩として、議会としてもこれまで以上に市民から見える形に可視化をする必要があると、現在開会されている市議会定例会に議会改革の考えを投げかけている。具体的には、【1】可視化に向けた検討委員会等の設置【2】適正な議員定数について市民の意見を聴く【3】市議が自らの報酬や賞与を削りその金額を災害対策の予算に回す-という3点だ。

 ○…現在市議11期目。45年前に同じく三浦市議だった父親が突然交通事故で他界。それまで自分が政治に関わるなんて露にも思っていなかったが、周りの支持者らの強烈な後押しもあり、補欠選挙に立候補し28歳で初当選を果たした。その頃から今も変わらない身上は「調査なくして質問なし」。とにかく現場の声を聴くようにしてきた。

 ○…生まれも育ちも三崎。学生時代は、控えめな性格だったとか。子どもの頃と今の三浦のまちを比べるとの問に、「やはり経済的に大きく変わった。昔はとにかく人の出入りがすごかったからね」と、少し寂しそうな表情。が、すぐに「でも今でも、流通・加工・小売をすべて扱っているこの三浦のまちが、マグロに関しては世界一だと思っているよ」と力強い眼で続けた。ジャズが好きで、夜モダンジャズを聴きながらお酒を嗜むのが一番の楽しみと、満面の笑みで教えてくれた。

 ○…今後の自分の夢であり使命は、この地に再びの賑わいをつくっていくことと話し、2015年を目処に第2ラウンドの再生を目指していくとしている。そのためには、次の世代を担っていく人材が必要といい、「経営者も含めて育成していける場所づくりにも尽力していきたい」と、最後まで端的にわかりやすく語る口調に、責任感がひしひしと伝わってきた。
 

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