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三浦版 公開:2012年9月7日 エリアトップへ

三浦市民ホール自主企画イベント実行委員会の委員長を務める 湊不二雄さん 三崎在住 65歳

公開:2012年9月7日

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元気の源は楽しむこと

 ○…「音楽を通して、演出する側と来場者とのコミュニケーションの場として楽しい時間にしたい」。9月30日に三浦市民ホール音楽会МIX(ミックス)を開催する。出演は臨海高校の筝曲部、三崎中学の音楽部に加えゲストとしてプロの演奏家も出演する。企画運営に携わる氏。今までにも寺内タケシとブルージーンズ、海援隊などのコンサートや落語、郷土芸能などジャンルを問わず幅広い分野の興業を企画してきた。これも全て「見に来てくれる人に楽しんでもらうため」と言い切る。特に落語は人気が高いイベント。「毎年楽しみにしている常連さんがいるほど」と話す。

 ○…昭和22年生まれ。生粋の三浦っ子。3歳の時から郷土芸能「面神楽」を教わる。現在市指定無形民俗文化財に指定されている。祖父、父と続き3代目。漁師で忙しい父に変わり教えてくれたのは祖父。「近所に住む祖父の友人も交えて教わった。楽しかった記憶しかないな」と懐かしむ。「郷土芸能は後世に伝え、残さなくては」と言葉に力が入る。この子ども版が「いなりっこ」。この保存継承にも力を注いでいる。「多くの子どもたちに教えてきた。しかし、一定の歳になると三浦から出て行ってしまう。せっかく、継承しても繋がりができないのが課題」と危機感を募らせる。

 ○…漁師だった父にならい「私も漁師になろうと水産高校に通ったが、海よりも陸の方が良くなって」と陸で水産の仕事に就いた。その後、50歳の時1年間エキストラで釣りバカ日誌や再現ドラマなどに出演した経歴も。その他、ボイラー技士の資格をとり空調関係の仕事もやった。「いろいろ経験したな」と振り返る。

 ○…孫は4人。上は小学2年生、下は2歳。「自分の子どもより孫は可愛くて仕方ない」と目尻を下げる。趣味は音楽鑑賞。ジャンルは問わないという。見聞を広める意味でも「好き嫌い問わず、全てを吸収したい」と話す。
 

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