三浦版 掲載号:2015年4月10日号 エリアトップへ

三浦海岸の活性化イベントに取り組む「TotalBeachSports」の代表理事を務める 相澤 幸太郎さん 藤沢市在住 35歳

掲載号:2015年4月10日号

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「人が集う元気な海に」

 ○…関東有数のメジャーな海水浴場、三浦海岸。しかし、オフシーズンは波の音が響くだけの静かな海。ここを春夏秋冬、誰でも気軽に集える交流の場にできたら―。「スポーツを通してビーチで遊ぶプロになる」を旗印に、一般社団法人を昨年2月に立ち上げた。ビーチスポーツのトップアスリートが中心となり、海やその周辺の活性化と競技の普及に努めている。

 ○…取り組む上で危機感を持つのは昨今、取り沙汰されている若者の海離れ。泳げない、日焼けやベタベタするのが嫌い、遊び方が分からないから苦手…敬遠する人が増えている。「夏だけ、泳ぐだけじゃない楽しみ方を広めたい」と体験型イベントを企画。海でしか味わうことのできない、裸足で砂浜を駆け回る開放感に思わず参加者の価値観が変わる。その瞬間が励みだ。

 ○…小麦色に日焼けした精悍な顔、笑うとこぼれる白い歯。海と太陽が実によく似合う。自身も国内外を遠征で忙しく飛び回っている現役アスリート。ビーチバレーとテニスの特性を併せ持つ新しいスポーツ、ビーチテニスプレーヤーだ。母親の影響で高校からテニスを始め、約7年前にビーチテニスと出会った。なぜ、そこまで海に駆り立てられるのか尋ねれば、「実は海のない埼玉県出身で、要するに憧れかな」といたずらっぽく笑う。

 ○…今月行われる三浦海岸でのイベント「ビーチスポーツフェスタ」は4回目を数える。手探りの中で開催した初回、試行錯誤を重ねた2回目、手応えを感じた3回目。ようやく形が見えてきたところだ。当初は懐疑的な見方をする人もいたが、理念に共鳴した行政や地域を巻き込むイベントに成長を続けている。「思いは一緒。皆、三浦の海が好きで良くしたいんです」。現在、千葉県・兵庫県などの地方自治体と旅行会社から、成功ノウハウを学びたいとの依頼を受けるほど。「1年中、元気と活気に溢れる海岸を作りたいですね」

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