三浦版 掲載号:2018年2月9日号 エリアトップへ

2月12日開催の格闘技イベント「Krush.85」に出場するプロキックボクサーの 里見 柚己さん 入江出身 20歳

掲載号:2018年2月9日号

  • LINE
  • hatena

世界見据え、磨く心技体

 ○…「夢へ近づくための大事な試合」。闘志を露わに、3日後に迫った一戦への思いを言葉少なに語る。対戦相手は人気実力ともにトップクラスの選手。しかし、相手にとって不足はない。日々、過酷な練習メニューをこなし、己の限界を越えてきた今、負ける理由はどこにも見当たらないからだ。仕上がりは万全。「早く試合がしたい」。開始のゴングが待ち遠しいとばかりに満面の笑みを見せた。

 ○…格闘技が好きだった父親の影響で、幼少期からプロレスを見て育った。友人の多くはアニメのヒーローやスポーツ選手に憧れる年頃だが、傍目もふらず卒園アルバムには「プロレスラーになりたい」、小学校の卒業文集には「K―1の世界チャンピオンになる」と夢を寄せた。小学5年から本格的に習い始めると、持ち前の運動神経と負けん気で才能が開花。「強くなりたい」。がむしゃらにただ一心。「そういえば、若宮神社のわんぱく相撲も負けが悔しくて泣いていたっけ」

 ○…アマチュア大会最優秀賞などの好成績が認められ、高校1年にしてプロへ転向。意気揚々と迎えたデビュー戦だが、様々な感情が鮮烈に蘇る。憧れの後楽園ホールのリングに立てた興奮、プロの格の違いを見せつけられて無念の黒星を喫した忸怩の念。順風満帆と思われたなかでの挫折は、どこかで高を括っていた自分に現実を知らしめるには十分だった。「今となっては意味のある負けだと思う」

 ○…成人式を先月迎えたばかりの弱冠二十歳。自身曰く「荒々しく、やんちゃだった10代」を経て、自覚と責任が芽生えてきた。両親、友人、仲間、恩師、ファンへの感謝の言葉が口をつく。また、ともに切磋琢磨し合う同門選手に初声中時代のクラスメートがいることもいい刺激になっているという。「早く三浦にチャンピオンベルトを持って帰ってきたい。それが地元への恩返しになるのかな」。幼い頃の夢へと向かい、愚直に戦い続ける。

三浦版の人物風土記最新6

臼井 源太さん

2月27日に初めてのフルートリサイタルを開く

臼井 源太さん

上宮田在住 22歳

2月19日号

中山 勇気さん

三浦青年会議所(三浦JC)第60代理事長に就任した

中山 勇気さん

尾上町在住 39歳

1月8日号

倉重 光則さん

現代美術家で、横須賀美術館の企画展「ミニマリズムのゆくえ」に出品する

倉重 光則さん

74歳

11月20日号

西上床(にしうわとこ) 克浩さん

ロカビリーバンド「THE GARAGEBAND(ザ・ガレージバンド)」のリーダーを務める

西上床(にしうわとこ) 克浩さん

上宮田在住 52歳

11月6日号

小泉 隆さん

軟式野球チーム「ウォリアーズ」の監督を務める

小泉 隆さん

岬陽町在住 57歳

10月23日号

三根 かよこさん

三浦・三崎観光情報サイト「gooone」の編集長を務める

三根 かよこさん

向ヶ崎町在住 34歳

10月9日号

あっとほーむデスク

  • 2月19日0:00更新

  • 1月8日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年2月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク