三浦わんわんパトロールの代表を務める 長澤 清美さん 市内初声町在住
明朗快活で努力家
○…三浦わんわんパトロールは、愛犬の散歩中に子どもを見守る活動を行う団体。子どもと顔見知りになり、コミュニケーションをとることも。「そんな触れ合いが大切」とやさしく諭す。「誰かが見ているという行為が犯罪抑止に繋がっている」と説く。自身も登下校時間に合わせ子どもの安全を見守る。
○…元警察官。約9年間、藤沢や大和、県警に勤務した。振り返って思うのは「地域の人の協力は欠かせない」ということ。「安全な地域を維持していくには警察官だけでは限界がある。そこに住む人たちの協力があってこそ保たれる」。学んだことは大きく、そのことが自身の活動に結びついている。子どもが在学中は、登下校時の子どもの安全を見守るため保護者や地域住民などで組織されたスクールガードに所属した。当時、さらに活動の輪を広げようと考え、生まれたのがわんわんパトロールだった。現在約20人と愛犬がこの活動に協力している。「人と犬の目で、見守りも倍増」と笑う。
○…子どもの頃の性格を聞くと「明朗快活」と即答。「家でじっとしているより、外で遊ぶことが多かった」。そんな明るい性格も手伝ってか、友達も多かった。中学、高校時代はバレーボール一筋。バレーボールの楽しさは「チームプレー」と言いきる。「仲間で助け合い、ひとつの目標に向かって取り組むことが好き。練習は厳しかったが充実していた」と話す。高校3年の時はキャプテンを務めチームを引っ張った。
○…趣味を聞くと、うつむきながら小声で「食べ歩き」と。「新しい店があると、つい気になって友達と出かけてしまう」と笑う。好奇心旺盛で人と接するのが好き。小学校の先生から贈られた言葉「たゆまぬ努力」は、今も心に刻む。「何かを始めるときや悩んだ時、この言葉を思い出す。不思議に頑張る気持ちになる」。恩師の言葉を胸に、活動を前に進める。
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