連載 100まで元気!健康ワンポイントアドバイス 三浦市社会福祉協議会 成田慎一
第六回「運動」
今月3日、2期生となる新たなフレイルサポーターが15名誕生しました。12日にはサポーターデビューの場となるフレイルチェックが行われ、昨年測定を受けた10名を再チェックしました。参加者からは「(チェックシートで合格を示す)青シールが増えた」という声も聞かれ、改めてわかりやすい健康チェックであると認識できました。しかし、それでもまだ「フレイル」は広く浸透していないのが現状です。
来月4日の三浦市民健康大学オープンキャンパスでは、一般の測定会も行います。この機会にぜひ三浦市社協の成田までお申込み下さい。
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さて、今回はフレイルチェック時によく質問のある「どのような運動をしたらよいか」について取り上げます。
測定を受ける方は概ね何かしらの運動をされているのですが、手足の筋肉量不足や片足立ちができないとの結果が多く出ています。運動をしているのになぜか?―フレイル対策の要は、衰えた筋肉を活性化させ、強化することにあります。その手法は新聞・雑誌・テレビでよく見ますが、自分にあったものを選ぶことは難しいというのが現状ではないでしょうか。
また、前回お話しした「栄養」とも密接に関わっているため、ただ「運動」だけをしても改善しにくいことも分かっています。次回は当会の理学療法士で通所介護「どんどん!デイサービスセンター」リハビリ担当、山田泰之に具体的な話を聞いてみたいと思います。(つづく)
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