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三浦版 公開:2022年1月7日 エリアトップへ

三浦青年会議所(三浦JC)第61代理事長に就任した 鈴木 雄二さん 三崎在住 36歳

公開:2022年1月7日

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一直線に信念貫く

 ○…三浦市内の20歳から40歳の若手経営者らで構成する三浦青年会議所(JC)の新体制が発足。2022年度理事長に就任した。「一直線〜全力でぶつかる事を恐れるな〜」をスローガンに掲げ、コロナ禍で思うように事業ができなかったこの2年の悔しさを晴らそうと意欲を燃やす。今秋以降には60周年記念事業も控えている。昭和平成令和、「先輩方の意志は途絶えることなく伝わっていると示したい」

 ○…不動産コンサル業を営む義父からの事業承継を見据え、機械部品メーカーを25歳で退職。城ヶ島の物件を担当するため三浦へ移住した。横浜市出身、友人はおろか知人すらいない土地でやっていくのに、JC入会は瞬く間に人脈を広げてくれた。年齢や職業は異なっても「街を良くしたい」との旗印のもとに集まる同志と苦楽を共にする日々は、忙しくも充実している。「卒業しても地域のために働ける人たちがいるのは心強い」

 ○…これまで10年の活動で印象深かったのは、2018年・19年に行われた城ヶ島大橋のライトアップ。組織内やOB、行政も「実現は困難」と口を揃える中、どうすれば実現できるのか、知恵を絞って何度も申請に足を運んだ。その甲斐あって水面に輝く光のカーテンは好評を博し、「出来なくてもまずはやる。やらない理由を並べるのは簡単」と語気を強めた。

 ○…本業では三崎下町を中心に空き物件の利活用を推進。解体寸前だった築100年超の山田屋酒店を簡易宿泊施設にリノベーションした事業は話題を呼んだ。「2代目」という肩書きは反骨精神を駆り立て、現在は点在する空き家や旅館を改装して客室に使う分散型ホテルを構想する。自身の性格も一直線。奉仕活動に仕事に、三浦のために全力を尽くす。

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