ISA(世界サーフィン連盟)主催のSUP世界選手権に日本代表として出場する村田 暁さん代官町在住 35歳

掲載号:2018年8月16日号

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SUP(サップ)文化 地域に根づけ

 ○…パドルをこいで水面を進む競技の性質上、体重は浮力とスピードに直結する。レースでは、細身の身体に蓄えた体幹をフルに使って、大柄でパワー自慢の外国勢に対抗する展開を描く。11月の大会に向け、多くの仲間の手を借りて本番を想定した早朝練習が日課。「日本代表チームの一員に選ばれた責任感を忘れずに、精一杯の準備をして臨みたい」と意気込む。

 ○…大学入学と同時に始めたヨットは競技人口が下降線を辿るなか、スポーツとしての歴史が浅いSUPは右肩上がり。「パドルでこぐ動作が大変そうで、かっこ悪い」。批判的に見ていたSUPの印象は、実際にやってみると奥が深くて一瞬で虜になった。「身体の使い方が分かってくるとスピードも出て爽快。凝り性だから、技術はいつも研究していますよ」。溌剌とした表情が楽しそう。

 ○…自動車メーカー勤務を経て、30歳でウォータースポーツの魅力発信を目的とした「俺たちの湘南ヨットクラブ」を起業した。「当時は仕事も少なくてヒマだから」と開き直って、平塚海岸でSUPの試乗を手当たり次第に勧めてみると、「初心者でも楽しめる」と受け入れられた。この活動で知り合った大学生からの依頼で、起業3年目に日本学生SUP連盟の代表理事に就任。全日本学生選手権を主催し、3回目を迎える今年は平塚に80人の選手が集結する見込みだ。

 ○…妻の実家がある平塚に住んで、「流れは緩やか、海に出たら江の島や富士山が見えてロケーションも抜群」と相模川の良さを知った。活動拠点を置く馬入では、出勤前の会社員と夏休み中の大学生が早朝からSUP談議で賑わう光景も増えてきた。社名には「年齢や性別の垣根を越えた社交場を作りたい」とした願いが込められている。

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