大磯・二宮・中井版 掲載号:2012年2月3日号
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「税についての作文」コンクールで国税庁長官賞を受賞した 大橋 彩里さん 大磯町立国府中学校3年

思慮深く聡明な主張

 ○…全国納税貯蓄組合連合会と国税庁が全国の中学生を対象に募集した平成23年度第45回「税についての作文」で、国税庁長官賞を受賞した。56万1537編の中から選ばれた「復興と税」と題する作文は、東日本大震災で被災した同世代の中高校生や子どもたちの状況と未来に思いを寄せ、復興のために増税が必要だと唱える。財政赤字や景気低迷を抱えたうえに国民負担を強いることを理解しながらも増税の必要性を説くのは、「税の力を注いで将来の復興を担う若者の夢を育てる環境を整えることが先決だから」と主張する。

 ○…今回の震災はテレビや新聞の報道に触れて知るだけの他人事では決してなかった。「福島ではテレビで天気予報の後に放射線量の数値が出るんです」。夏休みに福島県の祖父宅へ行った。外で遊べなくなった子どもたち、見えない恐怖のなかで生きる人々、風評被害への不安。のどかな雰囲気が一変してしまった様子に心を痛めるが、「祖父が作ってくれた甘くて美味しいお米を毎日食べています」と感謝を表す。

 ○…聡明で礼儀正しく、自分の考えをしっかりまとめて受け答えをする。好きな教科は国語と社会。「何事も一生懸命に取り組む生徒。書く力があり、巧みな表現で質の高い文章を書く」と、担任で国語教諭の渡部晶子先生も認めている。家庭ではニュースを見て両親と話し合うのが常だそう。世の中の出来事や動きに関心を向けていることが税の作文にも表れている。

 ○…3月に卒業を迎える。中学校生活を振り返り「毎日が楽しく、将来の夢を明確にすることもできて有意義でした」と語る。目指すのは国語教師。「教育実習でシャケのように国府中に戻って来れたら嬉しいです」とはにかむ。日が経つにつれて被災地と被災者への関心が薄れることを危惧し、「子どもたちに勉強を教えたり、遊び相手になったりしてボランティアに関わりたい」と微笑んだ。
 

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