JAH LIVE 2015二宮を主催する 大竹 一仁さん 二宮町在住 52歳
ニュートラルで格好良く
○…インドやジャマイカ、日本など世界の音楽が競演する『JAH LIVE 2015二宮』。12月6日(日)に二宮町民会館で行われるこの音楽イベントを主催する柳麺・焼豚専門店JAH(ジャー)の代表を務める。当日は自身もミュージシャン・KAZUとして登場。開催に向けて「老若男女に楽しんでもらえれば。皆さんのおかげで店を支えられ、音楽を通して恩返ししたい。二宮町の活性化につながればうれしいです」と、ミュージシャンらしい張りのある声で抱負を語る。
○…1963年に静岡県伊豆長岡で生まれ育つ。実家は割烹料理屋を営んでいたという。通信制の高校で学ぶ傍ら、三島市の調理師学校の教員に。その後、留学のため24歳の時に単身渡米。寿司屋などでも働き、調理の腕を磨いた。フロリダで寿司を握っていた時、来店した現地のビジネスマンが「自分は日本語を話せないよ」と、自然に英語で語りかけてくれたのが印象に残っているという。「とてもスマートで格好良かった。その毅然とした物腰と口調が忘れられず、自分の店でもお客様にはスマートに話しかけることを心がけています」
○…音楽活動を本格的に開始したのは20歳代前半から。アフリカ回帰主義を唱える”ラスタファリアニズム”と呼ばれる思想に共感し、レゲエミュージックに目覚めたとのこと。店名の”JAH”は聖書の神を表す言葉で、「来店された皆様を”ジャーね”と送り出す思いも重ねました」と、にっこりほほ笑む。趣味は車輪を縦一列に並べたインラインスケートやスカイスポーツのモーターパラグライダー、ボディサーフィンなど多種多彩。「自然の中で楽しめるのがいいですね。中でもスカイスポーツは風の影響をより感じられる一番贅沢な楽しみだと思います」。「人に対する優越感で生きるのはつまらない。大人としてどうニュートラルでいられるかが大切ですね」と、人生観を語った。
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