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大磯町観光協会の広報宣伝委員として、アプリ「大磯今昔写真」の開発に携わった 森川 孝郎さん 大磯町国府本郷在住 40歳

公開:2016年3月11日

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大磯の観光力向上に一役

 ○…大磯町観光協会の広報宣伝委員として、町が持つ歴史や文化資源を観光促進につなげる役割を担う。「昔の建物が残り、歴史が息づく大磯には他の地方都市にはない魅力がある」と、観光協会主導で開発したスマートフォン、タブレット向けアプリ「大磯今昔写真」を新しい観光ツールにつなげたいという。風景などを写した過去と現在の比較写真をアプリ上で公開する特性を生かし、町の移ろいを知る手がかりや世代間交流、教育現場での活用にも期待を寄せる。

 ○…システムエンジニア(SE)から脱サラし、現在は旅行コラムニストとして鎌倉や京都、奈良といった古都を取材しながらインターネットメディアなどで執筆。2003年からは観光ウェブサイト「鎌倉紀行」を開設し、鎌倉のハイキングコースや自身が薦める「穴場情報」などを紹介。「旅行が面白いのは、人と人とが文化レベルでつながるところ。それを自己満足で終わらせず、多くの人に知ってもらえることがこの仕事の魅力」と話す。

 ○…海辺での静かな執筆活動に憧れ、3年前から大磯に移り住んだ。「海も山もあって暮らしやすい町。本当は釣りでもしながらのんびり暮らしたい」とポツリ。これまでの仕事が縁を呼び、観光協会の広報宣伝委員に就任したのが1年ほど前。「町の規模を考えるとイベント行事が多いのは、観光協会の企画力によるところが大きい」と、官民の活力で大磯の観光力アップに向けて奔走する。

 ○…悠久の歴史が息づく大磯の観光資源に可能性を見出す一方、「非常にもったいないのは、安田(善次郎)邸など多くの資産が残っているのに、それらが常に公開されていないこと。大磯に対するイメージはロングビーチが一番で、あまり歴史的なものを挙げる人は少ないのでは」。アプリの利用が広がることで、観光客だけでなく、地域住民の間にも町を見直す機運が芽生えたらと願う。

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