「湘南ひらつか七夕まつり」の織り姫に選ばれた 露木 美穂さん 二宮町在住 26歳
七夕彩る「グルメ織り姫」
○…全国屈指の規模で知られる「湘南ひらつか七夕まつり」(7月8日〜10日)に花を添える織り姫として、祭りのPRだけでなく年間を通して観光行事などに出席しながら平塚市の「顔」を担う。無類の食好きを自負するだけあり、平塚グルメの発掘が待ち遠しい。「湘南平のレストランで食べたしらす丼が大好きになりました。織り姫として、平塚のおいしい食べ物もたくさん紹介したい」と胸を躍らせる。
○…織り姫を選ぶセレクションには50人が応募。2次審査を通過した6人がインターネット投票に進み、上位3人が選ばれた。「正直自信はありませんでした。決定の電話が来たときは本当に信じられなくて」と振り返る。「たくさんの方が投票してくれたおかげです。1票の重みや皆さんの気持ちを知ることができ、責任感が生まれました」と背筋を伸ばす。
○…短大卒業後に地元の金融機関に就職し、現在は議員秘書・受付として働く。初対面の人でも顔と名前をすぐに覚えられる特技と、高校時代から続けたファストフード店でのアルバイトが大いに役立っているという。礼儀作法や所作を学び、「接客のプロを目指そう」という思いから選んだ仕事には「華やかなイメージがありましたが、出前の容器を洗ったり郵送物を持って郵便局に走ったり、結構ハードなんです」と笑う。
○…昨年7月に入籍したばかりで、得意料理のから揚げを頬張る夫の顔を見ることが嬉しい。「ほっこりとした雰囲気や海が見えるところ、町の人たちのあたたかな人柄が大好き」と、住み慣れた二宮町を離れることなく親元のそばで新婚生活を送っている。家事と仕事に織り姫としての活動が加わり忙しくなるが「往復4時間の通勤にも耐えているから大丈夫。1年後の成長が楽しみです」と頼もしい。「市外に住む視点から見た平塚の魅力を、日本中、世界中の方に届けられたら」
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