大磯・二宮・中井版 掲載号:2018年2月2日号 エリアトップへ

多摩美術大学の学生で初の個展を開く 竹岡 健輔さん  二宮町出身 21歳

掲載号:2018年2月2日号

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ガラス工芸の独自表現探る

 ○…ガラスでできたかごとは、一体どうやって作るのか。大いに興味を引かれる作品だ。「竹や蔓の編み物やかごの質感が好きで、これをガラスに置き換えたら、面白い表情が出せるかもしれない」。そんな発想から、独創的なガラス造形の表現を追求している。多摩美術大学工芸学科に在籍する3年生。横浜のギャラリー元町で初めての個展を2月5日から11日まで開く。ガラスを編んだ作品のほか、普段使いのグラスや花器など約20点を発表する。

 ○…昨年夏、受験生などに大学を一般公開するオープンキャンパスでガラス工芸3点を展示した。各学科を代表する優秀作として選抜展に並んだ作品が、画廊オーナーの目に止まり、「うちで展示をやってみないか」と声を掛けられた。展覧会の期間は大学入試で休みに当たるので、連日在廊する予定という。「見てくださった方から、いろいろな感想や意見を聞かせていただきたいです」。今後の制作に向けて表現技法の可能性を広げようと意欲的だ。

 ○…二宮町で生まれ育つ。兄と双子の弟との3人兄弟。図画工作と体育が得意な少年だった。小学生のころは地元チームFC山西でサッカーボールを追いかけ、中学・高校ではバスケットボール部で汗を流した。二宮西中学校時代の美術教諭への憧れもあり、美大に進学。「いつもにこにこしていて優しく、生徒の質問にきちんと答えてくれる先生でした」と思い出を語る。

 ○…独りで黙々と課題制作に取り組む美大生のイメージがあるが、ガラス専攻では学生が互いにアシスタントとなって作品を作るという。「声を掛け合ったり、アグレッシブに力が入ったり。チームワークが大切でスポーツと似たところがありますね」。知識と技法を磨き、作品に自分をどこまで投影できるか挑戦を続ける。趣味は読書。中国の歴史小説やミステリーが好き。テレビを置かない下宿生活は「慣れてしまえば楽です」。相模原市在住。

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