「第3回LA FESTA OISO」の実行委員長を務める 海老原 伸晃さん 大磯町国府本郷在住 47歳
音楽で地域をつなぐ
○…「地域のミュージシャンに発表の場を提供し、観客も様々な音楽を楽しめる。音楽を通じた地域コミュニケーションの場にできれば」。3回目を迎えるチャリティー音楽イベントの実行委員長。所属する平塚法人会大磯支部の地域貢献として始まったイベントを「内輪で完結せず、外部を巻き込んで同じくらいの熱を持って盛り上げたい」と出演団体や音響会社を実行委員会に招き、協力して準備を進めている。今回の寄付先を東京パラ五輪に決めた。「たぶん生きている間に見られる唯一の日本開催。少しでも協力できれば」と2年後の祭典にエールを送る。
○…東京都世田谷区の出身。8歳の時に大磯へ引っ越し、両親が国道沿いでセブンイレブンを開業した。全国でもまだ数が少なく、近隣では出店第1号。ロングビーチに来た芸能人が買い物に寄ることもあった。国府小・中と野球少年だったが、高校では体格を見込まれ応援団へ。礼儀や忍耐力を叩きこまれ、3年時には団長も務めた。卒業後はリゾート開発に携わり、バーテンダーやレストランのマネージャーに従事。20代半ばで父を亡くし家業を継いだ。現在は大磯と二宮で店舗を経営する。
○…法人会と商工会に所属。「どちらも同じ立場の人の話を聞くことができる自己研鑽の場。色々な事業に参加して異業種の繋がりもできた」と楽しげに語る。趣味はギター。行きつけのライブバーでビートルズやオアシスを披露することも。
○…家業を継ぐ前の1年間、オーストラリアを旅したことがある。旅費を稼ぎながら大陸を巡り、その中で身に着けた語学力と人との出会いを財産に帰国した。現在中学生の息子たちに海外仕込みの英語を教えようとしたが断念。「実用優先だから、学校の英語と合わないんだ」と爆笑した。
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