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画家兼バッジ製作者として活動する 山本 茂富さん 二宮町山西在住 62歳

公開:2021年7月2日

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山への思いをバッジに

 ○…「画家」としての技量を生かすなどし、二宮町観光協会とタッグを組み、吾妻山のオリジナルバッジを製作した。早咲きで全国的に知られるようになった菜の花、山頂のシンボルツリーと富士山をデザイン。「関東の富士見百景にも選ばれているほどの場所。散策の記念や二宮町に関心を抱くきっかけになればうれしい」と目を細める。

 ○…自ら手掛けたバッジは、およそ1千種類以上。地元・丹沢山をはじめ、近県では妙義山や穂高連峰、遠方では桜島や関ケ原を扱ったものまで多岐にわたる。大半は個人的に楽しむための「非売品」だ。もともとコレクターとして市販のバッジを集めていたが、10年ほど前に「自分がほしいものと違う」と思うようになり、自ら製作することを思い立った。過去に描きためた風景画をパソコンに取り込むなどし、次々に具現化。一部は土産店などでも販売されている。

 ○…静岡県出身。3人兄弟の末っ子で、内気な性格だった。小学生の頃の夢は漫画家になることで「ノートにオリジナルの作品を描いては、兄によく見せていましたね」と懐かしむ。高校生の時に画家になることを目指し、芸大に進学。卒業後に開いた個展で妻と出会い、次第に妻が好きだった登山にのめりこむようになったのが今思えば山との出会い。印刷関係の仕事をする傍ら、国内外の山を訪れては風景画を描くなど、芸術家としての腕も磨き続けた。

 ○…体力づくりを兼ね、家の近くの吾妻山の散策を続けている。毎日同じ道をたどっても、季節や天気によって異なる表情は魅力の一つだ。今の目標は「各県の百名山のバッジを仕上げること」と目を輝かせる。さまざまな表現方法が求められる画家としての探求活動に、終わりはない。

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