県建築士会中支部の支部長に就任した 澤田 晃一さん 大井町在住 54歳
”横から目線”で組織作り
○…県建築士会中支部の支部長として秦野、平塚、伊勢原、大磯、二宮の5市町に所属する約180人の建築士をまとめる。「なでしこJAPANの佐々木監督のような”横から目線”で運営したい。みんなで力を合わせ、組織を良い方向に導けたら」と抱負を語る。現在の目標は、会員の行事参加率の上昇。「勉強会や親睦会、研修旅行など色々予定している。今まで不参加だった会員も、気軽に参加して」と呼びかける。
○…自身は渋沢に建築事務所を構える。川崎で生まれ育ち、高校生の時に秦野へ。パイロットを志すも、志半ばで断念した。進路に迷ったが、物理が好きという理由で大学の建築学科に進学。すると「なんとなく決めたのに、勉強すると建築が楽しくて」と出会いを話す。卒業後は設計の仕事に就きながら、一級建築士の試験に向け独学で勉強。「初めての試験では、持ち込み可能な本と電卓を忘れちゃってね。解けるわけもなく、すぐに帰ったよ」と笑い話を振り返る。4度目の挑戦で見事に合格。難関を突破した。
○…29歳で独立。幸運にもバブル期と重なり好調な出だしだった。「当時は若かったから、不安よりも何とかなるだろうという気持ちだった。でも、バブルがはじけると仕事が減って大変で」と思い返す。仕事の魅力を「何も無いところから自分の頭で構築した図面をもとに、実際の建物が完成するところ」と説明。今後については「自営業は定年が無い。健康に気を付けて、目指すは生涯現役だね」と目を輝かせる。
○…現在は妻と長女の3人暮らし。妻との外出が趣味で、「美術館巡りをしたり、出先で昔の街並や建物を見たり。目的もなく路地裏をぶらぶらするだけでも、色々と発見できるから面白くて」と笑う。結婚して独立した長男夫婦とも、よく食事をするなど家族仲は良い。「孫の顔を早く見たいけど、気長に待ちますよ」と優しい笑みを見せた。
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