秦野のまちの活性化に取り組む「ハダノワ」の学生代表 平野 悦子さん 都内在住 28歳
秦野活性化のチアリーダー
○…「リーダー職は小学校の登下校班長以来かも」と笑う。本町四ツ角の昭和初期看板建築の代表格として市民に親しまれている五十嵐商店を中心に、まちの活性化を進める。彼女を突き動かしたのは、秦野のまちへの熱い思いだった。
○…南矢名生まれで、大根中学校、秦野高校出身。高校ではチアリーディング部に打ち込んだ。「今は秦野のチアみたいな感じですね」とにっこり。小学生の時、1人部屋が欲しいという思いから家の寸法を測り両親に直訴したことで建築に興味を持ち、大学では内装や設計の道に進んだ。都内の内装デザイン会社へ就職したが、商業より生活に密着した空間作りがしたいと感じるようになったという。そんな時思い出したのは大学で学んだ”まちづくり”の楽しさだった。「離れて初めて分かる秦野の良さがいっぱいあったんです」。大学院へ進み、市景観市民会議にも参加。地元秦野のまちづくりを研究に選んだ。今年の春からはNPO法人に就職し、まちづくり活動を進める人を応援する。正に”秦野のチアガール”だ。
○…勉強にアルバイトに地域活性活動にと忙しく、入校したダンススクールにも通えていない。「趣味はまちづくりでいいかも」と笑う。今もインテリアや内装が好きだが、部屋には引っ越し当初買ったウッドブラインドなどがそのままに…。「忙しい…というかズボラで…」。苦笑いしつつ「遊びに来た弟たちにも笑われちゃって」としょんぼり。弟を始め家族仲も良く、家族の誕生日は皆で秦野に集合し食事に行くという。
○…五十嵐商店のイベントも2回目になり、少しずつではあるが協力者も増え、秦野の地域活性が広まっている手ごたえを感じているという。「参加する大学生はいわば秦野の外の人。秦野の中の人にも、秦野の良さをもっと実感して欲しいんです」と呼びかける。「大好きな秦野、土地の歴史を大切にしたい」。この熱い思いがまちづくりを動かす。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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