市公共施設再配置推進課の課長 諸星 昇さん 柳町在住 55歳
仕事も休日もマルチに
○…公共施設の維持・更新に市が担当課を置き具体的な数値目標を掲げる取組は全国でも珍しく、NHKや各新聞などメディアで取り上げられるなど注目を集める。計4人の少数部隊をまとめる存在として「不利益を被る市民の方々がいることも理解しているが、よりよい施設を秦野の将来に残すためにも事業は必要なんです」と理解を求める。
○…渋沢生まれ。メキシコオリンピックで活躍した日本のサッカー代表に影響を受け、中学ではサッカー部に所属した。「体を動かすのが好きだったね」と当時を振り返る。秦野高校、東海大学と秦野で育ち、秦野市役所に入庁。市役所では戸籍や税金関係、道路用地の買収など、市民と接する部署を多く経験した。4年前には鶴巻温泉駅近くの「弘法の里湯」の責任者に。自身の経歴に対して「マルチプレイヤーといったところでしょうか。行った場所でベストを尽くすだけです」と真剣な眼差しを見せる。
○…2011年4月から、現在の課で事業に携わる。課長として配属されたのは、現事業が策定された1カ月後。「当初は何もわからなかった。勉強して事業の重要性に気づいた」と振り返る。メディアでの露出を機に、全国から視察の依頼が増えた。「メディア対応や視察では、いいことも悪いことも正直に隠さず話すことが大事。これだけ取り上げられるとプレッシャーにもなるけれど、その分力になる」と笑みを見せる。
○…妻と長女、長男の4人家族。休日には、妻との映画や旅行などを楽しむ。「仕事と休日の切り替えは上手だと思う」との言葉通り、カメラや家庭菜園、ジョギングなど多趣味。5年ほど前からフルマラソンにも挑戦しているが「今の季節は花粉で走るのは大変」と笑う。事業の今後の展望については「早く進めようとしても、市民のアレルギーが出てしまう。理解してもらいながら、ゆっくり確実に進めていきたいですね」と先を見据えた。
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