「秦野あきんど育成会」の会長に就任した 岸 善久さん 萩が丘在住 40歳
実直な人柄のまとめ役
○…秦野の商業活性化を目指すべく集まった若手経営者・後継者のメンバー27人をまとめる。会長就任にあたり「前任者が作った土壌を固めつつ、枠組みにとらわれないで様々な新企画にチャレンジできれば」と意気込みを語る。
○…実家は渋沢駅近くで時計・メガネ・宝石を扱う「(有)キシ商会」。幼少から働く父の姿を間近で見て育ったため、幼稚園の文集では既に「将来は時計屋さんになりたい」と書いていた。「おとなしい子どもだった」と振り返るが、中学・高校では水泳部に所属するなどスポーツにも熱中。専門学校を卒業後、自然の流れで家業を継いだ。時代の変遷で現在はメガネを中心に扱うが、「仕事で心がけているのは丁寧な応対。お店での説明や、お客様にお渡しした商品のアフターケアなど、誠心誠意対応していくことが大事」とモットーを語る。休日にも老人ホームのメガネの補修の依頼が入るなど、多忙な日々が続く。
○…「秦野あきんど育成会」には、一年半前の発足時から携わる。「若手と言っても”自称”だから、年齢制限は無いんです。ヤル気がある人なら、商業関係者だけでなく農・工業者などにも門戸を広げていけたら」と構想を描く。会の魅力については「会員の発言が反映され、すぐ形になるところ」と説明。他の自治体の視察や講習会の開催など勉強をしつつ、昨年は商業者の悩みでもある嫁不足を解消するお見合いイベントを企画した。自身も独身のため参加。「結婚は、そりゃしたいですよ。でも、会長になっちゃったから、もうイベントには参加できないよ」と笑みを見せる。
○…両親と妹の4人暮らし。4歳の時に始めた釣りが何よりの趣味で「相模湾や駿河湾などで船釣りをしている。自分で釣った魚を食べる時は幸せ」と笑顔になる。今後については「街が活気づくよう活動を頑張る。市民の皆さんが、もっと秦野の魅力に気づいてくれたら」と話した。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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