インフルエンザ 今季初の学級閉鎖が発生 流行のピークはこれから
市教育委員会は1月20日、インフルエンザによる欠席者が5人となった北小学校(菩提380、小澤博校長)の1年4組(32人)を学級閉鎖した。市内の幼稚園、小中学校では、今季初めて。流行ピークの到来が懸念される。
秦野市は、学級の3分の1の欠席を目安に学級閉鎖を検討することにしている。同クラスではインフルエンザの5人のほか、風邪などで数人の欠席者が出ていたため、今回の措置となった。
県全域では、昨年の11月中旬以降、幼稚園・小学校でインフルエンザによる学級閉鎖が毎週数件程度報告されてきた。一方で、県内で1月20日現在インフルエンザ注意報が出されているのは、神奈川区と都筑区の管内のみ。それ以外の地域では警報・注意報を出すには至っていない。
全国で警報レベルを超えているのは大阪府と沖縄県でそれぞれ1地域、注意報は53カ所の保健所管内地域(23都道府県)。国立感染研究所感染症疫学センターによると、昨年10月以降、インフルエンザの報告数は増加し続けているという。
流行の度合は、その週の報告数を医療機関数で割った値が目安となり、注意報は10、警報は30以上の場合に出される。秦野市と伊勢原市を管轄区域とする秦野保健福祉事務所によると、同事務所管内での値は3週が6・2であり、1週の0・3、2週の2・7に比べて増加している。
インフルエンザの症状としては、「突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛や関節痛」のあと、「咳や鼻汁」が現れるという。同事務所では、「まだ注意報を出す段階ではないが(1月20日現在)、手洗いやうがいで予防に努め、兆候があれば早めに医療機関で受診してほしい」と呼び掛けている。例年、流行のピークは1月から2月にかけて。今年も今後、流行が拡大する可能性がある。
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